オープンに向けて人工スキー場で進められる造雪作業=神戸市灘区六甲山町、六甲山スノーパーク(撮影・大田将之)
オープンに向けて人工スキー場で進められる造雪作業=神戸市灘区六甲山町、六甲山スノーパーク(撮影・大田将之)

 神戸市灘区のスキー場「六甲山スノーパーク」で造雪作業が本格化している。24時間態勢で散布された雪が少しずつ緑の芝を覆ってゆき、山上は冬の装いが進む。今季の営業は12月6日から。

 人工雪は氷の板を1センチ前後に砕いたもので、今年は20日にホースを使った散布作業がスタート。1カ月半ほどかけて1万トンを超える雪を敷き詰めて白銀のゲレンデに仕上げる。

 スキー場で広報を担当する多田宗馬さん(32)は「来年2月には冬季五輪があり、ウインタースポーツへの注目が高まるはず。冬までにしっかり準備をして、お客さまを迎えたい」と意気込んでいた。(大田将之)