神戸新聞NEXT
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 「阪神・淡路大震災30年-あのとき朝鮮学校では-」と題したシンポジウムが12月6日午後2時から、神戸市中央区脇浜町1の神戸朝鮮初中級学校講堂で開かれる。震災で兄を亡くした在日コリアンの男性ら3人が経験を振り返りながら、多文化共生の取り組みなどを考える。

 震災から今年1月で30年がたったことに合わせ、日朝友好兵庫県民の会が主催する。登壇者は、同会代表委員の山村ちずえさん、同校校長の金潤徳さん、語り部グループ「語り部KOBE1995」のメンバーで、震災で兄を亡くした崔秀英さん。震災時の助け合いなどを思い返し、社会のあるべき姿を探る。

 参加費千円。12月1日までに申し込みが必要。定員100人。日朝友好兵庫県民の会TEL078・222・4747