終戦の日の15日、兵庫県内の各地で戦争の犠牲者を悼む慰霊式が開かれた。戦没者は全国で約310万人、兵庫で約11万人とされる。戦後81年。参列した遺族らは亡き家族を思い、平和への願いを語った。
■おやじに会いに
洲本市の国瑞彦護国神社では戦没者慰霊祭が営まれ、約20人が正午に黙とうをささげた。主催した市遺族会の渡辺美宣会長(83)は「今日はおやじに会いに来た」と静かに話した。
父正美さんはビルマ(現ミャンマー)で戦死。渡辺さんが生後6カ月のころに出征したまま帰らなかった。正美さんの弟も戦死した。「祖父は息子2人を亡くして悲しそうだった」と涙を拭い、「次の世代に戦争を起こさせてはいけない。亡くなった人の思いを乗せ、私たちが伝えていくことが大切」と力を込めた。
■気持ちの整理つかず
























