近畿農政局は15日、牛の個体識別番号を正しく表示せず精肉などを業者に販売したとして、神戸市兵庫区の食肉加工・卸会社「新開産業」に対し、牛トレーサビリティ法に基づき是正を勧告したと発表した。
農政局によると、同社は少なくとも2023年10月から24年10月までの間、個体識別番号を表示せずに牛肉約6320キロを加工製造業者などに販売し、存在しない番号を表示して約88キロを外食業者などに販売した。24年3~10月には実際とは違う個体識別番号を表示して約829キロを外食業者などに販売した。
農政局の調査に同社は「販売データの入力などを担当する事務員が病気で不在になり、代表や他の従業員が不慣れな事務作業をしていた。法の順守事項の周知や、番号表示を確認する体制の整備もしていなかった」などと説明したという。























