熊本地震で被災者の入浴や医療といった支援にあたった防衛省契約の民間船「はくおう2」が15日、停泊していた熊本県八代市の八代港を離れた。住民らが見送りに訪れ「お世話になりました」「まだいてほしい」と惜しんだ。

 13日の活動終了までに延べ約1920人が入浴施設を利用し、延べ約960人が宿泊した。病院船としても活動した。

 港から離れると、住民らが手を振り、感謝の言葉をかけた。自宅の井戸水が使えなくなったままの八代市の島田登志枝さん(74)は「久々に湯船に入れて気持ちが安らいだ」と振り返った。夫婦で宿泊した杉山重子さん(79)は「スタッフの温かい声かけが本当にありがたかった」と語った。