ACLEの光州戦で、左手薬指を脱臼しながらもプレーを続ける神戸の飯野=5日、ノエビアスタジアム神戸
ACLEの光州戦で、左手薬指を脱臼しながらもプレーを続ける神戸の飯野=5日、ノエビアスタジアム神戸

 左手の指に包帯を巻く痛々しさと裏腹に、試合後の表情にはりりしさがあった。5日にあったアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の決勝トーナメント1回戦第1戦、光州(クァンジュ、韓国)戦。中2、3日で続いた過酷な8連戦全てに出場したJ1神戸のMF飯野は「せっかくのチャンスなので。こんなんで休むわけにはいかない」と口を結んだ。