温めておいしい日本酒を審査する「全国燗(かん)酒コンテスト2023」で、兵庫県香美町香住区小原の酒造会社「香住鶴」の2商品が、上位5%に与えられる最高金賞をダブル受賞した。(長谷部崇)
同コンテストは2009年に始まり、15回目となる今年の審査は8月1日に東京都であった。価格帯や温度別の4部門に全国241社から808点が出品された。湯せんで規定の温度に加熱した日本酒を、酒造技術者、酒類流通関係者ら審査員52人が、ブラインド審査で5段階評価。審査員の評価スコアの平均値で上位30%を金賞、うち最上位5%を最高金賞と認定する。
香住鶴の商品は、181点が出された「お値打ちぬる燗部門」で、「リッチ山廃香住鶴」が最高金賞(全9点)を受賞。327品で競った「プレミアム燗酒部門」でも、「山廃吟醸純米香住鶴」が最高金賞(全17点)に選ばれた。
同社の福本和広代表取締役(39)は「どちらの酒も燗を付けることで、まろやかで膨らみのある味になる。昔から燗酒を重視してきたので、ダブル受賞は励みになる」と話した。
「リッチ山廃」(1・8リットル入り2310円)はリンゴのような香りで、甘口だがすっきりとしたうま味が特長。「山廃吟醸純米」(同3520円)は、フルーティーな香りに甘みと酸味のバランスがよく、女性にも人気という。
いずれも但馬地域の酒販店などで購入できる。香住鶴TEL0796・36・0029























