江戸時代、人々が旅行する際に携えた往来手形の偽物が、当時庄屋を務めていた丹波市市島町梶原の民家から見つかった。持ち主である45歳前後の女性「はる」は旅の途中、当時の梶原村で病死し、身元が分からないまま埋葬されたとみられる。市文化財保護審議会副会長の山内順子さん(丹波市春日町)が手形の来歴やはるの人物像について調査し、このほど開かれた市島町史実研究会の講演会で報告した。(井原尚基)
江戸時代、人々が旅行する際に携えた往来手形の偽物が、当時庄屋を務めていた丹波市市島町梶原の民家から見つかった。持ち主である45歳前後の女性「はる」は旅の途中、当時の梶原村で病死し、身元が分からないまま埋葬されたとみられる。市文化財保護審議会副会長の山内順子さん(丹波市春日町)が手形の来歴やはるの人物像について調査し、このほど開かれた市島町史実研究会の講演会で報告した。(井原尚基)