但陽信用金庫(本店・加古川市)が取引先を対象に行った2024年4~6月期の景気動向調査で、東播地域(加古川、高砂市、稲美、播磨町)は景況感を示す業況判断指数(DI)がマイナス11・44となり、1~3月期のマイナス9・45から悪化した。前回調査で今期はマイナス4・48に回復するとの予想だったが、不動産業や卸売業の下落が響いたとみられる。(増井哲夫)
3カ月ごとに聞き取り調査を実施。今回は東播地域の201社を含む506社が回答した。DIは業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を差し引いた数値で、プラスは景況感が良いと感じる企業が多いことを示す。