空想上の生き物やゲームのキャラクターなどを色とりどりの折り紙で表現している=東部コミュニティセンター
空想上の生き物やゲームのキャラクターなどを色とりどりの折り紙で表現している=東部コミュニティセンター

 東はりま特別支援学校高等部3年の丸山勇翔さん(17)=加古川市別府町新野辺=が、空想上のドラゴンなどを表現した創作折り紙展を東部コミュニティセンター(播磨町二子)で開いている。米国のトランプ大統領や石破茂首相の顔を模した作品もあり、丸山さんは「頑張って作ったので、見てもらえるとうれしい」と話している。31日まで。(斎藤 誉)

生き物やゲームのキャラ 1枚の紙を切らずに形作り

 丸山さんは、小学3年生の頃、担任に鶴の折り方を教わって折り紙を始め、小中学生の頃からオリジナルの紙飛行機を作っていた。自閉症などがあり、昨年秋に投薬治療などのために入院した時に、作業療法士から勧められ、アニメのキャラクターを折ったのをきっかけに本格的にのめり込んだ。