日本郵便は30日、8月に全13支社のうち4支社の郵便局で、計5件の酒気帯び運転があったと発表した。不適切点呼問題を受けて4月から始めた毎月の調査は減少傾向にあったが、増加に転じた。いずれも前日の飲酒によるもので、業務前の点呼でアルコールが検知されたと説明している。
酒気帯び運転は4月が20件、5月は29件、6月と7月は3件だった。日本郵便は「今回の事態を真摯に受け止め、社員に対する指導を徹底する」とのコメントを出した。
このほか、道路交通法上の罰則を伴わない軽度な酒気を帯びた状態での通勤中の運転も8支社で計13件あった。