オンラインカジノなどによるギャンブル依存症への理解を深め、賭博などの犯罪の予防策を強化するため、警視庁は13日、神奈川県横須賀市の国立病院機構久里浜医療センターで、捜査員を対象に研修会を開いた。同センターの松下幸生院長は「ギャンブル依存症の人は、子どものころにドメスティックバイオレンス(DV)を受けたケースが多い」などと解説した。
賭博事件の捜査に関わる同庁保安課員ら約15人が参加。同課の滑川寛之風俗保安対策官は「オンラインカジノは犯罪だと周知していく」と話した。
警察庁が3月に公表した調査結果では、オンラインカジノ経験者500人のうち、約60%に依存症の自覚があった。
























