【ソウル共同】日韓議員連盟と韓日議員連盟が16日、2年ぶりとなる合同総会をソウルで開き、政治、経済などあらゆる分野での協力強化を確認する共同声明を採択した。戦時中に朝鮮人が多数死亡した山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」から見つかった人骨のDNAデータを共有し、身元確認に向けて両国の国会が積極的に取り組むことも盛り込んだ。
共同声明では、北朝鮮の核・ミサイル開発を強く非難。新潟県佐渡市の世界文化遺産「佐渡島の金山」を巡る問題や長生炭鉱などの両国間の懸案については、対話を重ねていく必要性を指摘した。
開会式で、日韓議連の長島昭久幹事長は「日韓関係、日韓米連携の重要性は高まっている」とあいさつした。
























