JR北海道は2日、千歳線島松駅(北海道恵庭市)で信号システムの設定ミスがあったと発表した。10月に発生した東急田園都市線の列車衝突脱線事故を受け、緊急点検する中で見つかった。このミスによる事故は起きておらず、年内にシステムを改修する。
同社によると、線路が分岐・合流するポイント付近に複数の列車が同時に進入すると、接触の恐れがあるため、一つの列車が通過中は他の列車が進入できないよう信号を設定する必要がある。だが、島松駅は、先に進入した列車が通過し終える前に青(進行)信号に変えられる設定となっていた。
10月に国土交通省から指示があり、道内243駅を対象に緊急点検を実施した。
























