全労連は12日、2026年春闘で月3万3千円以上の賃上げを求める方針案を発表した。厚生労働省の調査による平均賃金の10%以上アップに相当する。時給は250円以上の引き上げを要求。最低賃金は、25年春闘の全国一律「1500円以上」から「1700円以上」に要求を引き上げ、2千円を目標に掲げた。
東京都内で記者会見した黒沢幸一事務局長は「一緒に声を上げる労働者を増やすことが大事だ」として、非正規労働者やスポットワーカーらを加え、組織拡大を図る考えを示した。
方針案は組織内で議論し、来年1月に正式決定する見通し。
























