東京都心部の高層ビル群(共同通信社ヘリから)
 東京都心部の高層ビル群(共同通信社ヘリから)

 日本企業が関連する2025年の企業の合併・買収(M&A)が前年比8・8%増の5115件に上り、2年連続で過去最多を更新したことが5日、分かった。M&Aの調査会社「レコフデータ」(東京)が集計した。約3割を上場企業の案件が占め、東京証券取引所の市場改革やアクティビスト(物言う株主)からの圧力で事業再構築の動きが加速している。

 全体の件数が5千件を超えるのは初めて。金額も35兆7437億円と過去最大だった。大型案件では、日本企業による海外企業への出資や買収が目立った。

 1件当たりの金額が最も大きかったのはトヨタ不動産による豊田自動織機の株式非公開化に向けた株式公開買い付け(TOB)で、4兆6840億円だった。