兵庫県西宮市にある知的障害児入所施設で1974年、園児2人の遺体が発見された「甲山事件」で3度無罪を言い渡された山田悦子さん(74)の公開講義が27日、龍谷大(京都市)で開かれた。山田さんは、日本の司法制度や捜査実務が世界と比べて遅れている部分が多いと感じるとして「教育の中でしか変えられない。皆さんに希望を託した」と語りかけた。
冤罪問題を学ぶために設置された講義の一環で、12人の学生が参加した。
山田さんは公判中に検察に「(捜査当局の)証拠あさりをするな」と言われたと告白。冤罪かどうかを見抜く最大の責任は裁判官にあると指摘した。
事件は74年3月に発生。一度も有罪判決が出ず約25年後に無罪が確定した。
























