【ワシントン共同】トランプ米政権への審判となる11月3日の中間選挙に向け、与党共和党と野党民主党の候補者を決める予備選が15日、東部デラウェア州で実施された。3月に始まった予備選が全米50州で終了。共和党が上下両院で多数派を維持できるかどうかを巡る攻防は激化しており、下院選挙区の区割り変更に絡んで中西部ミズーリ州では混乱が起きている。

 共和党の予備選ではトランプ大統領が推薦した候補の9割以上が勝利したとされる。トランプ氏を前面に出して、熱烈な支持層「MAGA」派の団結を誇示。ただ本選に向けて激戦区では、対イラン作戦や物価高で支持率が低迷するトランプ氏と距離を置く候補もいる。

 民主党では格差拡大を背景に医療保険制度の改革などを訴える急進左派候補が、重要州である中西部ミシガン州の連邦上院選予備選で勝利するなど勢いを増している。共和党が「過激派」とのレッテルを貼って攻撃する中、穏健派との路線対立を乗り越えて結束できるかどうかが鍵となる。