厚生労働省と消費者庁は18日、牛海綿状脳症(BSE)に関する会合で、病原体プリオンが蓄積しやすいとして、国内で牛を食用処理する際に除去を義務付けている「特定危険部位」の対象範囲を縮小する方針を明らかにした。健康への影響は無視できるとする専門機関の意見を踏まえた。これまでも国内外のBSE発生状況などを踏まえ段階的に縮小してきた。

 厚労省などによると、現在は牛の全月齢のへんとう、腸の一部、月齢30カ月超の脊柱、頭部、脊髄を除去。今後は月齢30カ月超の頭部と脊髄以外は対象から外す。内閣府の食品安全委員会が6月、対象を変更してもリスクは非常に小さいと評価したことを受けた。