JR東海相談役の柘植康英氏
 JR東海相談役の柘植康英氏

 中部経済連合会が、中部電力会長を辞任した勝野哲会長(72)の後任にJR東海相談役の柘植康英氏(73)を充てる方向で調整していることが1日、分かった。JR東海出身者が会長となるのは初。柘植氏は現在、中経連副会長を務めている。

 勝野氏は浜岡原発(静岡県)の耐震設計に関わるデータ不正の責任を取り、9月30日付で中部電力会長を辞任。中経連の会長職も辞任する意向を示していた。

 中経連会長は2代続けて中部電出身者が務め、勝野氏の前任は中部電相談役を30日付で辞任した水野明久氏(73)だった。勝野氏は中経連会長に2025年6月に就任し、製造業のデジタル化や次世代を担う人材の育成を推進してきた。