共同通信などが受賞したフランス・ドイツジャーナリズム大賞(調査報道部門)の表彰状
 共同通信などが受賞したフランス・ドイツジャーナリズム大賞(調査報道部門)の表彰状

 共同通信や欧米の報道機関が参画し、ロシアの北極圏バレンツ海における戦略原子力潜水艦の防衛網構築と、そのための技術を秘密調達している実態を明らかにした一連の報道が7日までに、フランス・ドイツジャーナリズム大賞(調査報道部門)を受賞した。

 事務局は授賞理由について、各国の軍民両用技術がロシアの利益のために利用されていることを裏付ける証拠を示したとした上で「多くの人々が本来なら知り得ない世界の実態を明らかにした」と説明した。

 賞は1983年に始まり、フランスとドイツの大手報道機関や財団、公的機関、グーグルなどが共催。欧州全体やフランス、ドイツの相互理解や社会の発展を促した報道や人物を顕彰している。

 報道は昨年10月23日に公表。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の呼びかけで、共同通信のほか南ドイツ新聞、ドイツの公共放送NDR、フランスのル・モンド、米ワシントン・ポストなど11社が参加した。