福岡県議会の金銭授受疑惑に関し、記者会見する蔵内勇夫前議長=5日午前、福岡市
 福岡県議会の金銭授受疑惑に関し、記者会見する蔵内勇夫前議長=5日午前、福岡市

 福岡県議会の金銭授受疑惑に関し、蔵内勇夫前議長が5日、議員辞職後、初めて記者会見し「議会運営について金銭を受け取ったことはない」と述べ、疑惑を重ねて否定した。県や議会に強い影響力を保持し「県議会のドン」と呼ばれた蔵内氏を巡っては、正副議長ポストに絡み、現金を受け取ったり、ゴルフ代や飲食代を肩代わりさせたりといった疑惑がある。

 疑惑は、元議長の吉松源昭県議と元副議長の江藤秀之県議が7月、就任に際して蔵内氏ら当時の自民党県議団幹部に多額の金銭を払ったと証言し発覚。10月には、副議長を務めた新村雅彦元県議が蔵内氏に500万円を手渡したと証言するなど、蔵内氏の辞職後も実名告発が相次いでいる。

 疑惑解明に向けては、県議会が設置した第三者委員会の調査が始まり、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の設置も決まった。