2006年の集中豪雨の災害取材中に行方不明になった中国新聞の松田高志記者=当時(27)=の骨の一部が見つかったことが5日、同社への取材で分かった。遺骨は8月に広島市中区白島北町付近の京橋川で見つかり、取材に向かった場所から約20キロ離れていた。
同社によると、松田記者は06年9月16日夜、台風13号による集中豪雨の被害状況を取材するため同市安佐北区安佐町鈴張の現場に向かう途中で、車ごと被災したとみられる。これまでの捜索で車の部品や運転免許証などが見つかっていた。今年8月に「浅瀬の砂地に埋まっていた骨のようなものを見つけた」と通報があり、県警がDNA型鑑定で松田記者の骨の一部と特定。10月下旬、家族に遺骨が引き渡された。
岡畠鉄也社長は「松田記者の遺志を重く受け止め、今後とも安全な取材体制の徹底と、災害報道を通じた地域の安全確保に全力で取り組んでまいります」とコメントした。























