室蘭工業大教授の清末愛砂さん
 室蘭工業大教授の清末愛砂さん

 憲法施行から78年を迎える今年、平和主義の観点から憲法24条の意義を問い直すことを提起したい。なぜなら、24条は、平和的生存権(前文2段落後半)や、戦争の放棄および戦力の不保持などを規定する9条とともに、平和主義を構成する主軸の一つと考えられるからである。