民主党の流れをくむ立憲民主党と国民民主党。結党5年を前に、党勢は明暗が分かれている。立民は野党第1党を維持するが、有権者に「既成政党」との印象を持たれ、退潮が続く自民党に代わる選択肢になれていない。これに対し国民は「新興勢力」として期待を集め、政党支持率で立民を上回るまでに伸長。再結集は見込めず、政界全体が流動化する中で立ち位置の模索が続きそうだ。