相模原市で運行されているコミュニティーバス(同市提供)
 相模原市で運行されているコミュニティーバス(同市提供)

 公共交通機関が乏しい「交通空白」による経済損失が全国で年約10兆円に及ぶとの試算が明らかになった。地域を支える現役世代が子どもや高齢の家族を送迎する必要に迫られる影響が大きい。地域経済の衰退を招き、人口減による需要減でバス路線などが縮小する悪循環が起きている。自治体は、コミュニティーバスの運行を始めるなど生活の足の確保に懸命だ。識者は社会全体で負担するのが重要だとして公費による交通網維持を訴える。