沖縄県宮古島市で開催された「防衛セミナー」で説明する防衛省の川上直人防衛政策課長(左)=19日午後
 沖縄県宮古島市で開催された「防衛セミナー」で説明する防衛省の川上直人防衛政策課長(左)=19日午後

 防衛省沖縄防衛局は19日、沖縄県宮古島市で「防衛セミナー」を開催した。防衛省の川上直人防衛政策課長は中国の海洋進出を念頭に、南西地域での日米共同訓練の重要性を強調。「日米の抑止力で侵攻を断念させることが必要だ」と述べた。宮古島では6月に陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイが初飛来するなど訓練が活発化。参加者からは懸念の声も上がった。

 セミナーには市民ら約110人が出席し、在沖縄米海兵隊幹部の姿もあった。参加した男性は「防衛力の強化が結果的に戦争につながるのではないか。平和外交を進めるべきだ」と指摘。川上氏は「外交力を発揮するためにも防衛力が重要だ」と理解を求めた。