体育館は被災した人たちで埋まった=1995年3月、神戸市長田区
体育館は被災した人たちで埋まった=1995年3月、神戸市長田区

 阪神・淡路大震災の発生から数カ月間、同じ服で寝起きし、朝から夕方まで被災地を歩き回っていました。ある日、銭湯にでも行こうかと、被災地から少し離れた駅に降りると、映画のセットの中にいるようで現実感が全くありません。長田の、まだ焼け跡が残るような地域に戻ると、現実世界にいると実感できてほっとしました。