北海道恵庭市への2軍拠点移転を決めた日本ハムの栗山英樹CBO(左)と原田裕市長(7月、北広島市)

北海道恵庭市への2軍拠点移転を決めた日本ハムの栗山英樹CBO(左)と原田裕市長(7月、北広島市)

 プロ野球2軍の拠点誘致が各地で熱を帯びている。北海道日本ハムファイターズは北海道への移転を決め、米国マイナーリーグに匹敵する投資額を見込む。無料観戦もできた2軍拠点は、いまや「推し活」を含めたファン層を取り込みまちづくりの核となる存在だ。

 日本ハムは7月、千葉県鎌ケ谷市の2軍拠点を2030年にも北海道恵庭市に移すことを決めた。スタジアムや室内練習場、マンション、商業施設を集積させる。

 総投資額は200億~300億円以上を予定する。米国のマイナーチーム、ノックスビル・スモーキーズが25年に整備した新球場(約200億円)と同水準だ。鎌ケ谷のスタジアムの当時の総工費は約130億円だった。

 日本ハム以外では27年に東京ヤクルトスワローズが2軍拠点を埼玉県戸田市から茨城県守谷市に、30年には千葉ロッテマリーンズがさいたま市から千葉県君津市に移すことを決めた。中日ドラゴンズは「ドラゴンズ・ベースボールタウン構想」を掲げ、30年代前半の移転を目指す。いずれも現在の拠点の老朽化などが理由だ。