手軽に美味しく野菜を摂れる「浅漬け」。手作りする方もいると思いますが、「美味しく作るコツ」を知っていますか?株式会社イトーヨーカ堂のオリジナルブランド「顔が見える食品」の公式Xアカウント(@kaogamieru2002)によると、ポイントは「野菜の重さを測り、塩分の黄金比を守ること」なんだそう。
■野菜の重量に対して1.5%の塩
野菜の重量の「1.5%の塩」で浅漬けを作れば、「ちょうど良い味に浸かる」といいます。キュウリ・白菜・大根などの水分が多い野菜を漬けるときは、野菜の正味重量の「2%の塩」をふりましょう。野菜は水分が抜けると縮むので、細かく刻み過ぎないことが大切。仕上げには、少量の「米酢」を加えることで、発酵の旨味がプラスされて味が引き締まるとのこと。
▽材料
・好みの野菜…200g (かぶの場合は、皮をむいた実に葉も入れた正味)
・塩…3g(野菜の正味重量の1.5%。水分が多い野菜は2%)
・細切り昆布…多めのひとつまみ(1g)
・小口切りの赤唐辛子…1/2本分(苦手なら省いてOK)
・米酢…小さじ1/2
▽作り方
①野菜を食べやすく切る。
②ポリ袋に野菜を入れて重さを測り、重量の1.5%の塩をふり、よく混ぜてなじませる。
※キュウリ・白菜・大根などの水分が多い野菜は、野菜の正味重量の2%の塩をふる。
③昆布、赤唐辛子を加える。軽くもみ、全体をなじませる。
④できるだけ空気を抜いて、袋の口を結ぶ。
※重石をかけるかわりに、空気を抜くことで圧がかかり、浸かりやすくなる。
⑤しんなりしたら味見して、薄い場合はさらに塩ひとつまみ程度を足して調整する。
⑥冷蔵庫の野菜室にひと晩おく。その後、冷蔵室へ移す。
※冷蔵室よりも野菜室のほうが温度が高いので、塩が早くなじむ。
⑦野菜から出た水分を軽くしぼり、米酢を加えて混ぜる。
▽野菜の切り方
・かぶ…実を皮をむいて4~6等分のくし形切りにする。葉は1cm長さに切る。
・キャベツ、白菜…2cm角に切る。
・キュウリ…ピーラーで縞目に皮をむいて1cm厚さに切る。
・大根…いちょう切り、または細切りにする。
▽出典
・株式会社イトーヨーカ堂 オリジナルブランド「顔が見える食品」 公式X/野菜の浅漬けをおいしくつくるには?
・株式会社イトーヨーカ堂 オリジナルブランド「顔が見える食品」 公式/野菜(かぶ)の浅漬けをおいしくつくるには?