既婚者向けマッチングサイト『ヒールメイト(Healmate)』を運営するレゾンデートル株式会社(東京都新宿区)は、このほど「結婚と浮気」に関する調査結果を発表しました。それによると、約6割が「自分以外の異性と性的関係を持ったら浮気にあたる」と回答したことがわかりました。
調査は、全国の20~50代の既婚男女6805人を対象として、2025年9月にインターネットで実施されました。
「”浮気にあたる”と考える相手の行動」を複数回答で選んでもらったところ、全体では「自分以外の異性と性的関係を持ったら」(59.56%)が最多となり、次いで「自分以外の異性とキスやハグをしたら」(52.17%)、「異性に恋愛感情を抱いている様子がみられたら」(45.22%)が続きました。
これを男女別で見ると、すべての選択肢で女性が男性を大きく上回りました。特に「異性と頻繁に親しく2人きりで会う」(男性34.89%、女性52.14%)では、男性と女性で22%もの差が開いており、女性のほうが、浮気の判断基準に「恋愛感情や親密性」を重視している傾向が見て取れました。
また、年代別では、50代は「パパ活/ママ活で性的関係を持ったら」(46.74%)が他の年代より多くなった一方、20代・30代においては、「自分以外の異性と手を繋いだら」「自分に秘密にして異性と会ったら」「異性と頻繁に親しく2人きりで会うようになったら」の3つよりも少なくなったことから、パパ活ママ活での性的関係は浮気とはあまり考えない一方、恋愛感情のあるスキンシップを浮気と考える人が多く、世代での浮気の定義の違いがみられました。
次に、「結婚後、浮気をしたことがありますか」と尋ねたところ、全体で17.12%が「ある」と回答。男女別では男性が22.93%、女性が11.63%と男性のほうが2倍近くも浮気率が高くなりました。
また、年代別で比較してみると、浮気率は年齢に比例して高くなる傾向で、40代で18.06%、50代で18.17%となりました。
さらに、「愛情があって結婚した人」と「愛情はなく結婚した人」の浮気率を比べたところ、「愛情はなく結婚した人」(30.10%)のほうが2倍近くも「浮気経験あり」という結果になりました。
その一方で、「配偶者の浮気を疑ったことがある」人は全体の16.28%にとどまり、男女別に比較すると、女性(19.31%)のほうが男性(13.07%)よりも多くなりました。
年代別では、20代(18.59%)や30代(17.43%)の若い世代のほうが、「疑ったことがある」という人が多く、全体平均を上回る結果になりました。
最後に、「今後、浮気をしたいですか」と尋ねたところ、「浮気したい」と回答した人は10.71%、「浮気したくない」は70.14%、「わからない」が19.15%となり、なかでも30代(12.91%)と40代(12.97%)で多くなりました。
























