夜空に広がる花火を見たいと思ったら、打ち上げ場所の近くへ向かう人も多いでしょう。ところが、桑名水郷花火大会の二尺玉を、なんと約14kmも離れた場所から撮影した人がいます。X(旧Twitter)に写真を投稿したのは、土木設計の仕事をしながら風景写真を撮っているjigurohiro / photoさんです。同投稿は、50万回以上も閲覧され、2.6万いいねを獲得して注目を集めました。
この投稿者は、なぜそんなに遠くから撮影することを選んだのでしょうか。また、遠くから花火を撮影するために、どのような機材や設定を使ったのでしょうか。撮影地点を選んだ理由から、風景写真を始めたきっかけ、投稿後に寄せられた反応まで、投稿者のjigurohiro / photoに話を聞きました。
■夜景と花火を一緒に撮りたくて選んだ場所
-約14km離れた場所を選んだ理由を教えてください。
ナガシマスパーランドの夜景と、花火を一緒に撮りたいと思ったんです。そのために、打ち上げ場所から離れたところを撮影地点に選びました。花火だけを見るのではなく、夜景も一緒に写真に収めたかったんですね。それから、私自身、人混みがあまり好きではないことも理由の一つです。
-どのような機材と設定で撮影したのでしょうか?
カメラはキヤノンの「EOS R5 Mark II」、レンズは「RF200-800」を使いました。撮影はマニュアルモードで、F値を10、シャッタースピードを30秒に設定しています。
-肉眼で見た花火は、どんな印象でしたか?
肉眼で見ると、花火は、もちろんとても小さいんです。約14km離れた場所なので、写真から受ける印象とは違いますね。見た目の小ささもあって、その場では音しか聞こえないように感じるほどでした。
-風景写真を撮り始めたきっかけを教えてください。
もともと土木設計の会社で、社員として働いていました。そんなとき、ふとInstagramを見たら、岐阜城と月が写っている写真が出てきたんです。最初は「合成だろう」と思いました。でも、よくよく見てみると、合成ではない写真だと分かったんですね。それをきっかけに、自分もこういう写真を撮ってみたいと思うようになりました。
-投稿への反響で、印象に残ったことは何でしょうか?
花火を写した写真でしたが、そこに写っているナガシマスパーランドを見て、「ナガスパと花火がいい感じだね! 」や「花火が凄く大きいですね~ 花火の真下の遊園地は、ナガシマスパーランドですか?14km離れても音が(タイミングがずれても)聞こえそうです。 」などのコメントが寄せられたことですね。この写真をSNS上にアップして良かったなと思いました。
(まいどなニュース特約・長澤 芳子)























