世界35カ国・地域の囲碁愛好家が交流する「ペア碁ワールドフェスティバル2025」が8~10日、大阪・関西万博会場(大阪市此花区)であり、多彩な民族衣装などで着飾った約200ペア計400人が熱戦を繰り広げ、友情を深めた。(小林伸哉)
ペア碁は1990年、日本ペア碁協会名誉会長の滝久雄さんが創案。2人対2人で対局し、ペアは交互に打つが、パートナーと打つ手を相談することはできず、戦況の変化が大きくなるのが醍醐味(だいごみ)だ。仲間の意図をくんで打つ必要があり「勝つと嬉(うれ)しさ二倍 負けても悔しさ半分」とPRする。世界ペア碁協会には78カ国・地域が加盟している。