「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」の稽古風景=大阪市内
「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」の稽古風景=大阪市内

 大阪を拠点に活動する劇団太陽族は12~14日、来年3月に閉館する伊丹市のアイホールでは最後となる公演「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」を上演する。代表の岩崎正裕(62)=大阪芸術大短期大学部教授=は同ホールの劇場ディレクターを務めた時期もあり、思い入れは深い。公演では自身の演劇人生をたどり、劇場とは、演劇とは何かを問う。(小尾絵生)