今秋から女子バスケットボールのＷリーグに参戦する姫路イーグレッツ。国内最高峰の舞台に挑むチームにこの春、新卒選手８人が加わった。開幕まで４カ月あまり。新天地で奮闘する新戦力に意気込みを聞く。

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　インカレ５連覇、大学女子バスケ界の頂点に君臨する東京医療保健大から入団した文屋萌々華（ぶんやももか）。学生時代に目立った活躍は残せなかったが、恩師とともに築いた勝者のメンタリティーを姫路に注ぐ。「まずは自分たちに何ができるかを知ることが大事。そこから、これだけは負けないと決めたことを貫ける集団になれるよう、自分にできることをやり続けたい」。身長１６０センチと最も小柄だが、アグレッシブなプレーと人一倍のコミュニケーション能力でチームを引っ張る。

　唯一の高卒ルーキー、植田希歩（のあ）は身長１７５センチ、高い身体能力を誇る。静岡の常葉大常葉高からチーム入りした。「経験値が少なくて攻守ともに覚えることがいっぱい」と初々しい笑顔を浮かべつつ「苦しい練習もやって追い込まないとＷ（リーグ）のレベルには行けない」と決意は固まっている。速攻では先頭を走りきる走力を武器に、課題の守備を徹底的に強化して活躍する未来を描く１８歳は、伸びしろも十分だ。

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