中学部活動の地域移行について、西脇市での進め方を議論する「西脇市学校部活動地域移行検討会議」が始まった。初会合には委員15人が出席し、事務局の市教育委員会が、生徒数の減少など地域移行が必要となる背景や今後の方針を説明。委員からは指導者の確保や保護者の費用負担、移行の具体的なイメージなどについて、さまざまな意見や懸念が示された。(伊田雄馬)
市教委では国が示すガイドラインに基づき、本年度中に4回の会議を開いて部活動のあり方について検討を進めることとしている。委員は市内の文化・スポーツ団体の代表者や学校関係者、保護者ら。兵庫教育大学大学院の森田啓之教授が委員長を務め、中学で顧問を担当する現役教員も名を連ねる。