六甲アイランド（神戸市東灘区）の夜を盛り上げようと、神戸市は「神戸ファッションプラザ」（同区向洋町中２）でプロジェクションマッピングを投影している。未確認飛行物体（ＵＦＯ）を連想させる同施設の外観を生かし、クジラなど優雅に泳ぐ海の生き物たちが映し出される。８月中は毎晩楽しむことができる。
神戸のナイトタイムを楽しむ仕掛けを充実させ、居住環境の充実や集客の向上を図るため、市が４月末から投影を始めた。
通常は毎週金、土、日曜日と祝日のみだが、夏休み期間で人出の多い８月は毎日午後７時半～１０時に実施している。季節によって変わる作品と海を題材にした作品の２種類が１５分間隔で交互に投影される。
現在、夏用として投影されているのは「ファンタジーの世界」がテーマ。太陽の光の中から現れた妖精が、神戸ハーバーランドなど市内の名所を巡る約３分間のスートーリーとなっている。
シャチやイルカなど海の生き物が泳ぎ回る「海」作品も年間を通して楽しむことができ、観光客らが写真や動画を撮影しながら迫力ある作品を満喫している。
（大高 碧）
