支持を呼びかける国民民主党の玉木雄一郎代表=7日午後、神戸市中央区
支持を呼びかける国民民主党の玉木雄一郎代表=7日午後、神戸市中央区

 国民民主党の玉木雄一郎代表は7日、神戸市中央区のJR元町駅前で演説し、「物価上昇に耐えられる所得の増加をずっと実現することが一番の物価高騰対策」とした上で、所得税のかかる「年収の壁」の178万円までの引き上げなどを改めて訴えた。

 玉木氏が参院選公示後に兵庫県内で演説するのは、4日の姫路市に続き2回目。

 演説では「控除額引き上げは、消費減税よりも額として一番大きく、スピードも速い」と強調。「現役世代から豊かにし、高齢者を支える力を太く強くする」とした。外国人による投資目的の不動産取得に一定の規制や負担を設けることが必要とし、「自国民が適正な価格で住宅を取得したり、家賃を払ったりすることが可能な制度を導入する」と述べた。