神戸-東洋大 延長後半、勝ち越しのゴールを決めて喜ぶ神戸の宮代(左から2人目)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・斎藤雅志)
神戸-東洋大 延長後半、勝ち越しのゴールを決めて喜ぶ神戸の宮代(左から2人目)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・斎藤雅志)

 サッカーの天皇杯全日本選手権は6日に4回戦があり、昨年王者のJ1ヴィッセル神戸は、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)でアマチュアシードの東洋大に延長戦の末、終了間際に宮代のゴールで2-1で辛勝した。神戸は4年連続の8強入り。

 J1王者が、大学生に負けるわけにはいかなかった。J1の柏と新潟を撃破し、旋風を起こす東洋大に大苦戦。後半から主力を相次いで投入し、120分の末にどうにか勝利をつかんだ。

 じりじりと時間だけが過ぎ、1-1のまま延長戦へ。「90分、120分と気を緩ませず、声をかけあって戦う」と佐々木。PK戦がちらついた追加タイムの表示がされたタイミングだった。