修繕が進む慧日寺本堂のかやぶき屋根東面と門脇知眞住職(右)=丹波市山南町太田、慧日寺
修繕が進む慧日寺本堂のかやぶき屋根東面と門脇知眞住職(右)=丹波市山南町太田、慧日寺

 室町時代に開山したとされる慧日寺(えにちじ)(丹波市山南町太田)で、国登録有形文化財の本堂と庫裏のかやぶき屋根が老朽化している。ふき替えには多額の費用がかかるため、開いた穴を修繕しなんとか対応してきたが雨漏りは改善せず。檀家(だんか)らが積み立てた修繕費にも限界があるため、同寺はクラウドファンディング(CF)の活用を始めた。募集期限は12月13日までで、「慧日寺を後世に引き継げるように頑張っていくので、ご協力をお願いしたい」と呼びかけている。(伊藤颯真)