伊藤忠商事グループが生成人工知能(AI)を使い、観光地の問い合わせ対応に特化したサービスを始めることが11日、分かった。チャットで質問すると、AIが自動で答える仕組みで、人気店などの深掘りした情報を提供するという。観光客の満足度を高めるとともに、働き手の負担軽減につなげる。
伊藤忠子会社でIT大手の伊藤忠テクノソリューションズが開発した。12日から札幌市で開かれる食の催し「さっぽろオータムフェスト」で導入し、全国展開を目指す。
観光地や催しの会場に訪れた人が、現地の2次元コード(QRコード)をスマートフォンで読み取るなどして使う。