フランスのボルドーで、故道上伯氏の名前を冠するスポーツセンターの設立式に出席した(左から)長男の雄峰さん、ボルドーのユルミック市長、愛媛県八幡浜市の大城一郎市長=21日(共同)
 フランスのボルドーで、故道上伯氏の名前を冠するスポーツセンターの設立式に出席した(左から)長男の雄峰さん、ボルドーのユルミック市長、愛媛県八幡浜市の大城一郎市長=21日(共同)

 【ボルドー(フランス)共同】1964年東京五輪の柔道男子無差別級金メダリストの故アントン・ヘーシンク(オランダ)を育てるなど、約50年間海外で指導に当たった故道上伯氏の名前を冠するスポーツセンターの設立式が21日、フランス南西部のボルドーで行われた。

 2002年に89歳で死去した道上氏は1953年にフランスに渡り、ボルドーを拠点にしながら欧州やアフリカで柔道の普及、発展に尽力。ボルドー市はその功績をたたえ、スポーツセンターを昨年に設立した。

 式典には長男の雄峰さん(74)や故郷の愛媛県八幡浜市の大城一郎市長、ボルドーのユルミック市長らが出席した。