鳥取県日野町の日野川に約400羽のオシドリが飛来し、冬の気配を感じさせている。県鳥で、飛来のピークは年末から来年2月下旬ごろ。3月末まで、約800羽が越冬する見込み。
カモ科の水鳥で主に西日本で冬を越す。雄は赤いくちばしと鮮やかなだいだい色の「イチョウ羽」が目を引く。落ち着いた色合いの雌は、目の周りから後ろにかけての白いラインが特徴だ。仲良く水面に浮かぶ姿を一目見ようと、多くの人が訪れている。
川に面した観察小屋は11月1日に今シーズンの営業を開始。町の担当者は「これから数が増えるので仲むつまじい姿を楽しんでほしい」と話している。
























