衆院選挙制度の在り方を巡り、自民党政治制度改革本部(加藤勝信本部長)が所属国会議員を対象にアンケート形式で意見聴取を12日に始めたことが分かった。関係者が明らかにした。衆院議長の下に置かれた与野党協議会に向け、制度改革に関する党の考え方の取りまとめに活用する。
アンケートは現行の小選挙区比例代表並立制の評価や望ましい選挙制度を選択式で答えるほか、見直しに当たって留意すべき点などを尋ねている。締め切りは15日。
与野党協議会は各党に対し、理想とする制度と、現行制度に修正を加えた制度の2通りについて、党内での議論を要請している。次回の協議会は17日に開く方向で調整されており、各党が改革案を報告する見通しだ。
























