国立健康危機管理研究機構は21日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の12日までの累計患者数(速報値)が104人となったと発表した。2021年から6年続けて100人を超えた。西日本から関東や北海道にも広がりつつあり、国立感染症研究所の前田健・獣医科学部長は「全国でリスクがある」と注意を呼びかけている。
患者数が多いのは愛媛県の9人で、静岡県の7人、愛知県、三重県の6人が続いた。
SFTSは、マダニの活動が活発になる春から秋に集中する。国内ではフタトゲチマダニが主な媒介種の一つとされる。
6~14日の潜伏期間の後、発熱や嘔吐などを引き起こし、重症化すると死亡することもある。
























