国際サッカー連盟(FIFA)理事の田嶋幸三氏が31日、同連盟が提案するワールドカップ(W杯)の運営などを担う子会社設立計画に反対を表明した。名誉会長を務める日本協会(JFA)を通じ「組織として本質的な議論が行われていないまま、加盟協会の多数決で決定することには憤りを覚え、FIFA理事として反対します」とのコメントを発表した。

 FIFAは28日に主催大会の商業活動などを担う「FIFAフォワード・エンタープライズ」の設立案を公表。田嶋氏は「競技会に商業的利益を命題とする外部の投資が入ることで、競技のためではなく、利益追求のための決定が優先されることになり得ます。これを受け入れることはできません」と憂慮した。