日本で暮らすカンボジア出身の男性が、母国で拘束された弟の解放を見返りに、民主派としての活動中止を余儀なくされた。所属団体を脱退し、フン・セン前首相に謝罪。その後、フン・セン氏の「アドバイザー」になった。カンボジアでは反体制派弾圧で同様のケースが相次いでおり、専門家は「懐柔を交えた新たな抑圧手法」と指摘する。(共同通信=上松亮介)
日本で暮らすカンボジア出身の男性が、母国で拘束された弟の解放を見返りに、民主派としての活動中止を余儀なくされた。所属団体を脱退し、フン・セン前首相に謝罪。その後、フン・セン氏の「アドバイザー」になった。カンボジアでは反体制派弾圧で同様のケースが相次いでおり、専門家は「懐柔を交えた新たな抑圧手法」と指摘する。(共同通信=上松亮介)