日本で1年間に新たに結核と診断される患者の数は、世界保健機関(WHO)が「低まん延国」とする10万人当たり10人未満となっている。ただ特に若い世代で外国生まれの患者の割合が増加傾向。フィリピンとネパールを対象に、入国前の検査と、発症していないことの証明書の提出が義務付けられたが、入国後もどう早期診断、早期治療につなげるかは大きな課題だ。通訳を含めた支援拡充や職場の理解の推進が求められる。
日本で1年間に新たに結核と診断される患者の数は、世界保健機関(WHO)が「低まん延国」とする10万人当たり10人未満となっている。ただ特に若い世代で外国生まれの患者の割合が増加傾向。フィリピンとネパールを対象に、入国前の検査と、発症していないことの証明書の提出が義務付けられたが、入国後もどう早期診断、早期治療につなげるかは大きな課題だ。通訳を含めた支援拡充や職場の理解の推進が求められる。