高速道路で目的のICを行き過ぎてしまった時、対応に困った経験はありませんか?高速道路上でのバックやUターンは、「逆走」や「重大な事故」につながるため絶対にNG。JAFの公式Xアカウント(@jaf_jp)が、「正しい対処法」を紹介しています。
■目的のICを行き過ぎてしまった場合は、次のICで対応可能!
高速道路の逆走事故は、死傷事故となる割合が高速道路の事故全体に比べ約5倍。高速道路を逆走するケースの約6割は、IC(インターチェンジ)やJCT(ジャンクション)で発生しています。ドライバーが故意に逆走を開始したケースのうち、5割以上が「間違いに気付いて戻ろうとしたこと」が要因なんだそう。
もし、目的のICを行き過ぎた等の場合でも、下記の手順をとれば当初流入したICから目的のICまでの通行料金になります。慌てず次のICで対応するようにしましょう。
【目的のICを行き過ぎた時の対処法】
①高速道路上でバックやUターンをせず、そのまま走行して次のICで流出する。
②料金所ではETCレーンではなく「一般レーン」に進み、料金所係員に申し出る。
※ETC/一般共用レーンでは、ETCが反応しないよう、カードをあらかじめ抜いておく。ETC通信してしまうと、料金決済が完了し上記対応が受けられなくなってしまいます。
※料金所係員がいないレーン(無人の料金精算機)の場合は、係員呼出ボタンにより申し出る。
③目的のICまで戻れるよう案内してもらえるので、料金所係員の指示に従う。
④目的のICに戻った際には、②と同じように料金所係員に申し出る。この手順で戻ってきた場合の通行料金は、「当初流入ICから目的のICまでの通行料金」となります。
※ICの構造等によっては、上記の対応が受けられない場合があります。
※高速道路上でのバックやUターン(転回)は禁止されています。自分の判断によるUターンは大変危険なのでやめましょう。
▽出典
・JAF 公式X/高速道路で目的のICを行き過ぎてしまったらどうする?
・JAF 公式/高速道路で目的のICを行き過ぎてしまったらどうする?