個人経営のネットカフェバイトは楽しいけれど…(赤松かおりさん提供)
個人経営のネットカフェバイトは楽しいけれど…(赤松かおりさん提供)

アルバイトをしていると、印象が強すぎて忘れたくても忘れられないような職場に出会うことがあります。仕事内容よりも、一緒に働く人や職場の雰囲気が強く記憶に残ることもあるでしょう。そんな忘れられないアルバイト先での出来事を描いた赤松かおりさんの漫画『忘れられないネットカフェのバイト』が、X(旧Twitter)で話題を集めています。

それは作者が個人経営のネットカフェでアルバイトをしていたときのことです。仕事自体は覚えてしまえば比較的楽で、接客や店内の清掃などをこなしながら穏やかに働いていました。

そんなネットカフェでの仕事で1つだけ、慣れることができないことがあります。それは店長がお店に住んでいたことです。しかも、ただ店に寝泊まりしているわけではありません。店長の住まいは、なんと店内の押し入れだったのです。

仕事をしていると突然押し入れの扉が開き、「おいっす」「やっとるかい?」と店長がひょっこり顔を出してきます。まるで何事もないかのように話しかけてくる店長の姿に、作者はどれだけ経っても慣れることはありませんでした。

読者からは「ドラえもんみたいですね」「漫画喫茶の店長はクセ強い人多し」などの声が挙がっています。そんな同作について、作者の赤松かおりさんに話を聞きました。

■えっ...押し入れで寝てるの!?ドラえもん…?

ー店長は、なぜお店で生活されていたのでしょうか?

詳しい事情までは分かりませんが、お店自体が店長の住居を兼ねていたんだと思います。

ー店長が常にお店にいることに気づいたのはいつ頃でしたか?

アルバイトをはじめてしばらくしてからです。ある日、店長が寝起きで押入れから出てくるところに遭遇して、「ここで生活しているんだ」と驚きました。最初に見た時は、「えっ...押し入れで寝てるの!?ドラえもん…?」と思ってしまいました。

ー店長がお店に住んでいたことで、不便に感じたことはありましたか?

常に店長がお店のどこかで見ていると思うと、ずっと監視されている気がして落ち着かなかったです。

ー他のスタッフの皆さんは、この状況をどのように受け止めていたのでしょうか?

従業員の間でもかなり不満がたまっていました。もちろん店長がいる前では言えませんでしたが、店長が出かけた隙に文句を言ってました。

(海川 まこと/漫画収集家)